株式会社 エヌフォース
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今回の「広報委員が行く!会社訪問」は、学生時代に起業し、30歳の若さにして映像制作・キャスティング・SNS運用等、コンテンツ制作に関わるすべてを「ワンストップ」で提供する「株式会社エヌフォース」の守田 勧社長を訪問。学生起業のきっかけや、社長の人となりまでお伺いしました。
インタビュアー:(株)エムファーム・田村正裕
写真:(株)エヌフォース・スタッフ
(2026年4月取材)
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JR五反田駅から徒歩8分、歴史ある商業施設TOCビルの8階にあるエヌフォース・本社にお邪魔します。かわいいキャラクター達がお出迎えしてくれる素敵なオフィス。――では、早速インタビューを始めさせて頂きます。
Q.守田社長はとてもお若く見えるのですが、会社設立の経緯を教えていただけますか?
ありがとうございます。会社設立時は20歳でしたが、あっという間に10年が経ちました。実は、最初から映像業界を目指していたわけではないんです。中学生の頃、近所の保育園に職業体験に行ったのがきっかけで、本気で保育士になろうと思っていました。子どもたちと関わる仕事にとても魅力を感じていたんです。 ただ、当時は男性保育士に対する社会的な目線がまだ厳しく、給与面でも現実的な壁がありました。その経験から『自分でやりたい仕事が選べる立場になりたい』と強く思うようになり、会社経営を志すようになりました。 その後、高校・大学で会計知識、経営知識、スチル撮影や映像制作の技術を身につけ、色々なタイミングが重なって、大学生の頃に株式会社エヌフォースを起業しました。
Q.起業された当時と現在で、事業の方向性に変化はありましたか? 大きく変わりましたね。創業当初は、「自分たちがあったらいいな」と思うアプリを開発しており、具体的には”暇な学生が学食を届けてくれてお小遣いをもらえるようなサービス”を開発していました。今で言うところの学内Uber Eatsのようなサービスですね。ただ、その後にUber Eatsが日本国内で始まり、我々の事業は長くは続きませんでした。もともと祖父がカメラ好きだった影響で自分も写真や映像に触れるようになり、学生時代にはカメラマンの助手や映像制作の仕事にも携わっていたんです。そうした原点もあり、アプリの後はすぐに動画事業へと軸足を移しました。周囲の方々に支えられながら、それが今のエヌフォースの基盤となっていきました。 『人の心を動かすコンテンツを作りたい』という想いは変わりませんが、手段や事業領域は時代に合わせて進化してきたと思います。
Q.社名「エヌフォース」の由来を教えてください。 エヌフォースは英語で書くと『NforS』、Nから始まってSで終わるのですが、これは方位である北(North)と南(South)の頭文字から言葉をとっています。北から南まで『世界中にサービスを届けたい』という想いを込めて名付けました。それもあって、創業当初のロゴは方位磁石をモチーフにしていました。
[当時のロゴ]
中学生の頃は『自分でやりたい仕事を選べるようになりたい』という個人的な目標でしたが、起業する段階では『自分たちの作るコンテンツで、世界中の人々に価値を届けたい』という社会的なビジョンに発展していました。物理的な距離や国境を超えて、映像やコンテンツを通じて価値を提供する会社にしたい。その夢を社名に込めました。
Q.現在の主要事業について、業界外の方にも分かるようにご説明いただけますか? 現在の主力事業は『Web・SNS向けのコンテンツ制作』と『キャスティング業務』です。 コンテンツ制作については、企業のプロモーション動画、採用動画、YouTubeやSNS向けのショート動画など、デジタル上で活用される映像を幅広く手がけています。キャスティングでは、プロジェクトに最適な演者やタレント、専門スタッフの手配を行っています。 プロジェクトごとに専門性の高いメンバーをアサインして、企画から制作、運用まで一気通貫でサポートするのが私たちのスタイルです。
Q.エヌフォースならではの強みや差別化ポイントを教えてください。 一言で言えば映像関連の『何でも屋』です。様々な映像制作に対応できるよう組織を作っているので、当初の与件にはなかったご要望にもすぐに対応できるケースが多いです。 映像制作の現場って、進めていく中で要望が変わることが珍しくない。そういうときに『それは対応できません』ではなく、『じゃあこういう形ならできます』と柔軟に提案できる。 そこをクライアント様に評価していただけることが多いですね。
Q.社風や組織文化について教えてください。 『現場主義』『柔軟性』『誠実さ』の3つがエヌフォースらしさを表すキーワードです。 特に現場主義については、机上の理論だけで判断せず、実際の制作現場で何が起きているかを肌で感じながら意思決定することを大切にしています。だからこそ、急な変更や想定外の状況にも対応できるんだと思います。
Q.人を採用・育成する際の方針を教えてください。 採用で最も重視するのは『素直さとコミュニケーション力』です。スキルは後から身につけられますが、チームで動く仕事なので、素直に学べる姿勢と、現場の空気を読み取りながら動ける人間性は最初から持っていてほしいと思っています。 現在進めている採用・育成の強化は、単なる事業拡大ではなく、『映像・コンテンツの世界で働きたい人が安心してキャリアを築ける場所を作る』という想いからでもあります。
Q.現在の映像業界をどのようにとらえていますか? テレビだけでなく、Web、SNS、ライブ配信など、媒体を横断したコンテンツ制作ができる組織が求められる時代だと思います。
Q.AI技術についてどのように考えていますか? AIについては、脅威ではなく『使いこなす道具』として前向きに捉えています。編集の効率化や字幕生成など、AIが得意な領域は積極的に活用し、人間がより創造的な部分に集中できる環境を作っていきたいと考えています。
─ ここでCOO・執行役員の吉本さんに、守田社長についてお話を伺いました。
株式会社エヌフォースでCOO・執行役員を務めております、吉本と申します。 私の役割は一言で言えば『経営管理』ですが、私自身も動画のディレクションから編集まで、ガッツリと現場に立ち続けています。また、前職までの経験を活かし、タレントやインフルエンサーのキャスティング、さらには中国市場を中心とした海外マーケティングの領域も統括しています。 経営の数字を見つつ、クリエイティブの最前線でクライアント様に伴走する。この『上流から下流まで一気通貫で完結できるスピード感』が、私の、そして弊社のスタイルです。
Q.守田社長とは以前からお知り合いだったのですか? 実は守田とは、前々職の制作会社時代から8年ほどの付き合いになります。当時は、連日深夜まで2人きりで残って作業するような、いわば『泥臭い現場を共にした戦友』なんです。 その頃から『これ、僕たち2人だけで回せるよね。いつか一緒に会社をやれたら最高だね』と語り合っていました。その後、私は一度広告代理店へ転職し、インフルエンサーマーケティングや大規模イベントの運営など、クリエイティブ以外のビジネススキルを徹底的に叩き込みました。 自分の足で独立を考え始めたタイミングで、改めて守田と食事に行き、彼の誠実な人柄と『エヌフォースの運営方針』をじっくり聞いたんです。改めて『やっぱりこの男と一緒に面白いことをしたい!』と直感し、再び合流することを決めました。
Q.エヌフォースは、吉本さんから見てどのような会社ですか? 一言で言えば、『徹底したプロ意識と、人間味の共存』です。 弊社のスタッフは全員が特定の領域のプロフェッショナル。だからこそ、無駄な会議や非効率な動きを嫌います。私たちは『クリエイティブの質』を追求するのはもちろんですが、同時に『利益の最大化』も大切にしています。 というのも、会社として『社員の年収を1,000万円にする』という目標を掲げているからです。安売りはせず、価値に見合った適正な対価をいただく。その分、お客様には最高の結果を返す。この健全なサイクルが、スタッフの心の余裕と、クオリティへのこだわりを生んでいます。 休みも各自が自由に取れますし、みんな性格がおおらか。心身ともに健全に働ける、映像業界では珍しいほどホワイトでエネルギッシュな会社だと自負しています。
Q.吉本さんにとって、守田社長はどのような存在ですか?
経営者としても、一人の人間としても、本当に信頼しています。守田は誰よりも現場を理解していて、自らディレクションも行う。何より、『会社を私物化しない』という姿勢が素晴らしいんです。常に社員や会社全体の利益を最優先に考える人ですね。 普段、私は彼のことを下の名前で『かんちゃん』と呼んでいます。プライベートでは何でも話せる親友ですが、仕事の場では背中を預け合える最高の『戦友』です。 守田は、本当に『いい人』過ぎるくらいいい人なんですよ(笑)。彼が作るこの温かくもプロフェッショナルな環境が、エヌフォースの最大の資産だと思います。
── 吉本さん、ありがとうございました。ここで、再び守田社長にお話を伺います。 Q.今後3~5年で目指す会社の姿を教えてください。
日本のみならず、グローバルで活躍できる企業に成長させたいですね。そのために、まずは組織基盤を整え、着実に規模を拡大させていきたいと思います。 クライアント様からは『エヌフォースに頼めば、最新で最高のものが返ってくる』と言われ、働くスタッフからは『エヌフォースが一番働きやすい』と言われる。 中学生の頃に『自分でやりたい仕事が選べる立場になりたい』と思った原点に立ち返ると、エヌフォースがそういう場所を提供できる会社になれたら嬉しいですね。
Q.JVIG会員企業・若い世代へのメッセージをお願いします。 JVIG会員の皆さんは、テレビ業界の基礎を作られた大先輩方であり、尊敬する人たちばかりです。我々はWebやSNSに関する映像を得意としていますが、広い意味で捉えれば同じ映像業界と考えています。業界全体の発展のために協力していきたいと思っています。 映像業界を目指す若い方へは、『最初から完璧である必要はない』とお伝えしたいです。私自身、保育士になりたかった人間が、アプリ開発を経て映像の世界にたどり着きました。素直な気持ちと行動力があれば、きっと道は開けます。エヌフォースも、そういう方たちの力になれる会社でありたいと思っています。
![]() ◆企業情報◆
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学生時代に起業した守田社長。
インタビュー中の爽やかな面影とは裏腹に、仕事に対する感性は研ぎ澄まされていると思いました。
若いエネルギーが漲っている会社の、勢いを感じるインタビューでした。
- 株式会社 エヌフォース
- 株式会社 PASSION
- 株式会社 イカロス
- 株式会社 東京サウンド・プロダクション
- 株式会社 SOLIS produce
- 株式会社テレビシティ
- 株式会社 ザ・ワークス
- 株式会社 ホリプロ
- 株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー
- 株式会社 ファーストハンド
- 株式会社CURIOUS PRODUCTIONS(スーパー・ブレーンNEX)
- 株式会社 NX
- 株式会社ザイオン
- 株式会社 アクシーズ
- 株式会社 富士巧芸社
- 株式会社ビー・ブレーン
- 株式会社 社員
- 株式会社オイコーポレーション
- 株式会社トップシーン
- ライコー株式会社
- 株式会社泉放送制作
- 株式会社ジッピー・プロダクション
- 株式会社アップフロントグループ
- 株式会社 クリーク・アンド・リバー社
- 株式会社 ケイマックス
- 株式会社日テレ アックスオン
- 株式会社共同テレビジョン
- 株式会社ロボット
- 株式会社テンカラット
- ユニオン映画株式会社
- 株式会社ダイバーシティメディア
- 株式会社テレテック
- 株式会社さんばん












