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JVIGについて

ごあいさつ

日本でテレビが始まった1953( 昭和28 )年からまもなく70年が経過しようとしています。番組制作会社が本格的に登場した1970( 昭和45 )年から数えても、すでに50年を超える年月が流れています。

 

このテレビの歴史のなかで、私たち番組制作会社のクリエータたちは、それぞれの場で新しい番組づくりに取り組み、着実に成功させ、今日の地歩を築いてきました。

 

多チャンネル化や多メディア化の進展で、「テレビ放送」という領域は、かつてとは比べものにならないほど広がりました。それにともなって番組制作会社の重要性もますます増大し、いまやテレビは、制作会社が関与せずには一日たりとも放送を続けることができないまでに至っています。

 

その過程で、番組・CM制作会社の権利を守るための連盟が社団法人として認められるなど、私たちの存在も広く社会的に認知されるようになっていきました。しかし、番組制作会社の福利厚生事業や、経営基盤を安定させるための事業についての対応は、まだまだ不十分でした。

 

そこで、1994( 平成6 )年、監督官庁である経済産業省より認可を得て、事業協同組合を設立し、会員各社の数々の福利厚生事業、番組制作資金の転貸融資事業などを実施、発足15周年を機に団体名を「日本映像事業協同組合」から「協同組合日本映像事業協会」に改め、200社を超える会員社のニーズに応えられる団体として、より一層努力を重ねて参りました。

 

ところが90年代後半から、インターネットを基盤として急激に普及した動画配信サービスなどにより、マスメディアの状況は劇的な変化をみせました。それに伴って映像コンテンツの活用範囲は大幅に拡大し、番組制作会社は映像制作会社として切実に新たな対応を求められています。

 

いま私たちJ・VIGは、新しい時代に適応するための人材を発見し雇用する目的で就職セミナーの開催に力を注いでいます。

 

そして私たちは経営基盤の安定と共に、よりよい映像コンテンツを世に送り出していくことを使命と考え、会員各社を一層発展させることによって、日本のテレビ放送文化のために貢献していきたいと願っております。

 

 

協同組合 日本映像事業協会 会長  森澤 広明