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第4回 J・VIGミーティング 勉強会開催
~Z世代の社員との円滑なコミュニケーションの取り方とその教育方法について~ 

経営環境検討委員会は2023年9月19日(火)14時~上記表題の勉強会を赤坂インターシティAIR♯302号室で開催しました。

 

4回目となるJ・VIGミーティング、プログラムの第1部は東京都中小企業団体中央会と共催で「団体向け小規模事業者持続化支援事業」の一環として、社会保険労務士の福島紀夫先生による講義、そして第2部は「くるま座の会」は参加者を8名程度のグループに分けて、各社が抱える業界特有の悩みをざっくばらんに話し合い、意見交換し、解決への足掛かりにしてもらおうというものです。

 

  

 

今回のテーマは「Z世代の社員との円滑なコミュニケーションの取り方とその教育方法について」。前回のテーマ「令和の社員教育」から一歩踏み込んで、Z世代と接するうえでの具体的な注意点などを福島先生に講義いただきました。また今回は事前にJ・VIG事務局にて会員各社の従業員に対し『Z世代ミレニアム世代社員の仕事に対する意識調査』と題したアンケートを実施し、213件の回答数を得ました。その回答結果の分析、一般企業との比較検討なども解説いただきました。

 

講義ではZ世代に見られる多様性、承認欲求、コミュニケーション不足、褒められることや怒られることへの耐性の低さなど各種傾向の解説があり、それに対して経営者や管理職には柔軟な対応が求められること、今までの古い風習や教育方法など会社側が変わっていかなければならないこと、などのお話をいただきました。

 

 

次に「くるま座の会」では全参加者を4つのグループに分けて1グループ7人~8人で意見交換を行いまいした。今回はとくに「新入社員~2,3年目の社員が退職してしまう」という各社の声が聞かれ、福島先生にもアドバイスを頂きながら対応策についての意見交換が活発に行われました。

 

その後、各グループよりまとめを発表していただきました。特に、Z世代の身近な存在である『中堅社員』が重要なカギとなっていること、時代に沿った教育方法や納得のいく評価制度の必要性など、多くの意見や有効な対応策が発表されました。

 

  

 

最後に谷事務局長より、「映像業界の未来を担う若手を、今こそ育てていくべき。経営者や管理職の皆さんにはぜひ頑張っていただきたい」との総括がありました。

 

ご協力いただきました各事業者の皆様、福島先生に感謝申し上げます。

 

文責 経営環境検討委員会 東京ケーブルネットワーク株式会社 月岡 照善