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「日本大学芸術学部 映像メディア就職セミナー」

暑かった!熱かった! ・・・でも少し冷えていた。

猛暑の7月26日、日本大学芸術学部江古田キャンパスでJ・VIGと大学が共催する 就職セミナーが行われました。J・VIGではこれまでも協会主催で、各大学でセミナ ーを行ってきました。しかし近年、業界の若手の人材不足は深刻の度を増すばかり。 そこで、協会では新たに雇用就職委員会を立ち上げ、「それでもやっぱりテレビ好き! ~J・VIGはそんなあなたを求めています」というキャッチフレーズのもと、委員会イベ ントとして初めての就職セミナーを開催したのです。

 

全学年を対象に約130名が参加したセミナー第1部ではまず、澤田隆治会長が「映像事業協会には個性あふれる社長、会社が集まっており、新しいクリエーターを求めています。若い人に仕事をさせるチャンスは増えています。」と挨拶、クリエイティブな仕事ができる業界、そして加盟社の魅力を訴えました。

続いて、「日芸OBによるパネルディスカッション」が行われ、雇用就職委員会の菊池誠委員長(アズバーズ)とテレビリポーターで活躍する間宮久美子さん(ウッドアーティスト)の司会進行で進められました。パネリストにはプロデューサーの荻原伸之さん(ジッピ-プロダクション)、ドラマ演出家の松田礼人さん(ドリマックステレビジョン)、タレントマネージメントの北村寧子さん(ホリプロ)、報道カメラマンの小林匠さん(テレテック)。それぞれが仕事の内容や楽しさ、やりがい、苦労などを披露しました。そして業界で成功する秘訣については複数のパネラーが“続ける”ことだと答えていました。

学生達も先輩の実体験に基づいた貴重な話の内容に身を乗り出して聞き入っており、質疑応答コーナーでは、「日芸卒業ということで得すること、損することは何か。」という質問もありました。パネラーからは「会社の先輩に卒業生が多いので可愛がってもらえるので得をする。」という答えがある一方で、「採用試験では、なまじテレビの勉強をしているので専門用語などをひけらかすと失敗をするので注意をするように。」というアドバイスもありました。

 

第2部では「2011年新卒採用予定各社 会社説明」があり、参加した11社が持ち時間5分で会社説明をしたり得意のビデオで紹介をしたり、各社工夫のプレゼンが見られました。各社の説明者は社長、役員から今年入社したAD君までそれぞれ個性的で、いずれも熱い言葉で会社の特徴をアピールしました。

その後、各社ブースごとに分かれて個別の説明会を開き、学生たちはそれぞれの会社について、終了時間をオーバーするほどに熱心に話を聞いていました。 こうして、委員会の手弁当で開催した初めての就職セミナーは大成功のうちに終了したのです・・・。

 

と、締めたいところですが、問題もありました。

実は、4年生を対象とした第2部の参加者は約30名と1部から大幅に減少しました。始める前に大学の就職担当教授は、「今年はまだ大半の生徒が就職が決まっておらず、今日はたくさんの参加者を期待している。」と話していましたが、その割には4年生の参加が少なかったのです。なぜなのか。学生の就職意識なのか。大学のPR不足なのか。テレビ業界の魅力のなさなのか。それとも他に理由があったのか。これは追跡調査をして分析し、来年春に行う第2回セミナーに備えていきたいと思います。

大学側も初めての開催で至らない点が多々あったとして、次回は多くの学生が参加出来るようにしていきたいと言っています。日本映像事業協会の委員会としてもセミナーを実際体験して学生の生の声を聴けたのは非常に有意義でしたし、なにより開催マニュアルを作ることが出来たことは大きな前進だと思っています。数は少なくとも熱心に話を聞きに来てくれた学生が加盟社に就職してくれることを願ってやみません。

 

猛暑の中行われた就職セミナーに、参加した加盟社からは熱いプレゼンが行われました。でも、多くの学生は少し冷めていた。夕方に降りだした雨は、企画から構成、台本、演出、出演と中心となって進めてくれた菊池委員長の涙雨だったかもしれません。

 

文責 雇用就職委員 朝日メディアブレーン 池田恵一